Dec 30, 2009

SONAR:MIDIデータをオーディオ・データに変換

SONAR上において、MIDIを扱っている分には問題はないのですが、CDに焼くなり、携帯プレイヤーで音楽を聴くには、最終的には、オーディオのデータに変換しなければなりません。

何も考えずに、最初は、「ファイル」→「エクスポート」→「オーディオ」の手順で、waveファイルに変換し、オーディオ・プレーヤーで聞いたところ、曲の音量が小さすぎて使い物になりません。

流石に困って、ローランド・プラネットの方にサポートをお願いしました。

その結果、手順として、


  1. オーディオ・データに変換したいトラックを選択した後


  2. 「編集」→「トラックにバウンス」を実行


  3. 上記を実行すると、自動的にオーディオ・トラックとオーディオ・データが生成されます


  4. その後、このオーディオトラックを最大表示化し、SONARの内蔵エフェクターである、Boost11を呼び出します



091229_01

これにより、曲全体の音量がブーストされます。

また、ダイナミックレンジが大きい曲の場合、左側のツマミを回すと、小音量の部分がブースとされます。

ここで注意するのは、左側のツマミだけで調整すると、音量の大きい部分が割れてしまうので、その場合には、右側のツマミで、曲全体の音量を調整します。

この調整には、"これが正解"というものがないので、個人の好み、あるいは、経験と勘に頼るしかありません。

私の場合には、右側のツマミの設定を大体 -4 に設定して、曲を再生・聴きしながら、左側のツマミでブーストの調整を行っています。

ローランドのサポートセンターの方の話では、Boost11には、リミッター機能も有しているので、余程の極端な設定をしなければ、音は歪まない、との事。

ただし、耳が馴れて、よく聞いてみると、やはり多少、音が歪んでいることが分かるようになります。

どの程度の歪みまで許せるかは、個人の趣味によるでしょう。

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