何も考えずに、最初は、「ファイル」→「エクスポート」→「オーディオ」の手順で、waveファイルに変換し、オーディオ・プレーヤーで聞いたところ、曲の音量が小さすぎて使い物になりません。
流石に困って、ローランド・プラネットの方にサポートをお願いしました。
その結果、手順として、
- オーディオ・データに変換したいトラックを選択した後
- 「編集」→「トラックにバウンス」を実行
- 上記を実行すると、自動的にオーディオ・トラックとオーディオ・データが生成されます
- その後、このオーディオトラックを最大表示化し、SONARの内蔵エフェクターである、Boost11を呼び出します
これにより、曲全体の音量がブーストされます。
また、ダイナミックレンジが大きい曲の場合、左側のツマミを回すと、小音量の部分がブースとされます。
ここで注意するのは、左側のツマミだけで調整すると、音量の大きい部分が割れてしまうので、その場合には、右側のツマミで、曲全体の音量を調整します。
この調整には、"これが正解"というものがないので、個人の好み、あるいは、経験と勘に頼るしかありません。
私の場合には、右側のツマミの設定を大体 -4 に設定して、曲を再生・聴きしながら、左側のツマミでブーストの調整を行っています。
ローランドのサポートセンターの方の話では、Boost11には、リミッター機能も有しているので、余程の極端な設定をしなければ、音は歪まない、との事。
ただし、耳が馴れて、よく聞いてみると、やはり多少、音が歪んでいることが分かるようになります。
どの程度の歪みまで許せるかは、個人の趣味によるでしょう。
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