「D-Pro LE」の名前が表すように、これ自体は、本家があり、「D-Pro」という本来のものが別売りの形で提供されている物の機能限定版です。
どういった機能が限定されているかというと、
- 「D-Pro」に含まれているいくつかの音色が削られている
- 音色のエディットができない
等です。
それでも、音色の種類としては、パーカッション類も含めて、100種類以上はあるんじゃないでしょうか?
音色としては、通常のシンセサイザー音色の他に、この音源最大の特徴である、サンプリング音源があります。
私個人の大のお気に入りは、「Garritan Pocket Orchestra」で、オーケストラで使う生の楽器の音色群です。
中には、微妙にビブラートが掛かった音色もあり、シーケンサーで自動演奏させるにはもったいなく、是非とも、外部のMIDIコントローラーで自分で演奏したいところでしょう。
ただし、この音源モジュールは複数立ち上げることが出来るのですが、ハード・シンセとは異なり、あくまでもソフト・シンセなので、気前よくバンバン立ち上げると、CPU負荷も大きくなり、SONAR自体の動作が不安定になるので、注意が必要です。
私の場合、CPU負荷が大きくなってくると、初期症状として、演奏途中に「ブツッ・ブツッ」という雑音が発生してしまいす。
ローランドのサポートの方に問い合わせたら、CPU負荷を低減させる方法として、「フリーズ」操作を行うのがファーストチョイスとの事。
別の方法として、デバイス処理のバッファ・サイズを調整する方法もあるようですが、それは最終手段として考えてください、との事でした。
私の場合、本家の「D-Pro」を購入したのですが、これには、「D-Pro LE」には含まれていない音色もあり、例えば、生グランドピアノの音色では、その種類により、230MBもある音色があります。
なお、「D-Pro LE」「D-Pro」ともに、最大4パートのマルチティンバー音源として使用可能です。
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